ブログ
オーロラ(ゴースト)フィルム施工前後における窓ガラスの透過率変化を、改めて検証してみました!
皆さんこんにちは!
カーフィルム専門店のウエラ名古屋です。
今回は、「オーロラ(ゴースト)フィルム」の施工に関連して、
改めて施工前後における窓ガラスの透過率変化を改めて検証してみましたので、
ご紹介したいと思います。
実車テストとして、当店デモカーである「BMW M4」のドアガラスに、
2022年7月現在、フィルムラインナップとしてご提供している、
3種類のオーロラ(ゴースト)フィルムを施工して、透過率の変化を検証しました。
まず、施工前の「BMW M4」純正ドアガラスの透過率ですが、
こちらは「72.0%」という値を示しました。
(※陸運局と同じ透過率測定器「PT-500」を使用。)
国交省は、道路運送車両の保安基準29条3項の細目を定める基準で、
フロントガラス、および運転席・助手席ガラスの可視光線透過率を「70%以上」と定めています。
それで、オーロラ(ゴースト)フィルムを施工しても、
透過率70%以上を確保できれば「車検クリア」ということになります。
下の写真のような形で、
左:「ピュアゴースト」 中:「シャインゴースト」 右:「ゼノンⅡゴースト」
それぞれを施工します。
カメラを通してのオーロラ(ゴースト)フィルムの色味ですので、
実際の見え方とは異なりますが、
傾向として「シャインゴースト」はやはり発色が強いですね。
対して「ピュアゴースト」は、3種類の中で一番弱めの「紫系」発色になります。
次に、オーロラ(ゴースト)フィルムの車内からの見え方ですが、
「シャインゴースト」と「ゼノンⅡゴースト」は、黄色系に発色します。
対して「ピュアゴースト」は、ほぼ透明に近いレベルの見え方になります。
とはいえ、このフィルムの車内外からの見え方に関しては、
ぜひとも押さえていただきたい”注意点”があります。
それは、車種ごとによって、また同じ車種でも年式やグレードによって、
採用されているガラスがそれぞれ異なり、ガラス自体の色味も異なるということです。
ですから、それぞれのお車によって、
オーロラ(ゴースト)フィルム施工後の車内外からの見え方は全く異なってきます。
もちろん、フィルム自体の色味があるので、発色の傾向は同じですが、
発色の程度や雰囲気はお車ごとに変化するというわけです。
さて、今度はオーロラ(ゴースト)フィルム施工後の透過率について見ていきましょう。
その結果は、それぞれ次のようになりました。
ピュアゴーストは「70.2%」。法定基準クリアです。
施工前(72.0%)からマイナス1.8%ですので、
単純計算しても施工前の時点でガラス透過率が72~73%あれば、
このピュアゴーストを施工できるということになります。
次にシャインゴーストですが、こちらは結果「69.0%」でした。
残念ながら「BMW M4」のドアガラスには施工できません。
施工前(72.0%)からマイナス3.0%ですので、
施工前の時点でガラス透過率が74%ほど必要になるということです。
最後にゼノンⅡゴーストです。こちらは結果「67.6%」。
こちらも、残念ながら「BMW M4」のドアガラスには施工できません。
施工前(72.0%)からマイナス4.4%ですので、施工前の時点で最低でも75~76%必要になります。
以上が「BMW M4」のドアガラスにオーロラ(ゴースト)フィルムを施工した場合での、
ガラスの透過率変化でした。
今回のオーロラ(ゴースト)フィルム検証結果を、
ぜひ検討なさる上での参考としていただければと思います。
施工前からの透過率の「マイナス%」に関しても、
施工後の水分の残り具合、糊の粘度、計測時の環境、純正ガラスの色味などによって、
多少の幅(誤差)が生じる場合があります。
また、オーロラ(ゴースト)フィルム自体も、年数の経過とともに劣化していき、
それに伴ってフィルム自体の透過率も低下します。
そのため、施工後の時点で透過率「70%以上」を確保できていたとしても、
車検時の陸運局の透過率テストでは「不可」となる場合もあります。
ぜひそういった点も考慮しつつ、オーロラ(ゴースト)フィルムをご検討の際は、
当店[ウエラ名古屋]に施工をおまかせください。
————————-
カーフィルムに関するお問合せ・ご注文はこちらから。