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【専門店が教える】オーロラ(ゴースト)フィルムとは?その効果や種類、注意点などについて。

近年、これまでの常識を覆す全く新しい自動車用フィルムとして登場した

「オーロラ(ゴースト)フィルム」。

 

確かに、街中を走っていたりすると、

フロントガラスやフロントドアガラスが紫や青色に発色している車を、

見かける機会が増えてきたのではないでしょうか。

 

「自分の愛車もああいう風にしたい、でも車検や安全性は大丈夫なのだろうか?」

と、お思いの方もいらっしゃると思います。

 

それで、今回のコラムでは、

そんなオーロラ(ゴースト)フィルムについて詳しく紹介してみたいと思います。

 

オーロラ(ゴースト)フィルムとは?

そもそもオーロラフィルムとは、一体どんなフィルムなのでしょうか?

 

これは、一般的なベタ単一色のスモークフィルムとは異なり、

天候や見る角度によって青や紫、黄色や緑などの色味に変化するフィルムになります。

 

なぜそのように色味が変化するかというと、

それは、フィルムが120層以上の多層レイヤー構造によって成り立っているためです。

 

自然界には「構造発色(ストラクチュラルカラー)」と呼ばれる、

光を受けると特定の波長だけが反射・強調される原理があり、

モルフォ蝶やクジャクなどはこの原理によって、美しく彩っています。

 

その原理を応用した新しい技術「多層屈折構造発色」によって生まれたアイテムが、

この「オーロラ(ゴースト)フィルム」なのです。

 

オーロラ(ゴースト)フィルムの種類

では、オーロラ(ゴースト)フィルムには、どんな種類があるのでしょうか。

ここでは、いくつかのランナップをご紹介したいと思います。

ブレインテック:ゴーストⅡネオ(GHOST2  NEO)

ブレインテック社が販売する国産のオーロラフィルム、

「ゴーストⅡネオ」は、色味として青紫系に発色するフィルムです。

 

紫外線(UV)を99%カットすると同時に、赤外線(IR)も98.8%(最大値)カットし、

遮熱フィルムとしての機能も兼ね備えたフィルムになります。

 

【光学スペック】

◆可視光線透過率:79%

◆紫外線(UV)カット率:99%(UPF50+)

◆赤外線(IR)カット率:98.8%(最大値)

◆遮蔽係数:0.77

 

ブレインテック:ファインゴースト(FINE  GHOST)

こちらは、同じくブレインテック社が販売する「ファインゴースト」です。

ゴーストⅡネオに比べて控えめで上品に発色するフィルムです。

淡い青~淡い紫系に柔らかく発色します。

 

こちらは、紫外線(UV)を100%カットし、

赤外線(IR)も99.5%(最大値)カットと優れた性能を持っています。

 

可視光線透過率も87%と高く、

多くのお車でフロントガラスに施工できる可能性が高いフィルムになります。

 

【光学スペック】

◆可視光線透過率:87%

◆紫外線カット率:100%(UPF50+)

◆赤外線カット率:99.5%(最大値)

◆遮蔽係数:0.82

 

ブレインテック:シャインゴースト(SHINE  GHOST)

こちらは「シャインゴースト」と呼ばれる、高発色に重きを置いたフィルムです。

濃青~淡黄系に強く発色し、可視光線透過率も83%と比較的高めなので、

フロントガラスで施工できる可能性の高いフィルムになります。

 

ただし、高発色をメインとしており、

上述の2つのフィルムに比べて赤外線(IR)カット率は36%と低めになります。

 

遮熱よりも発色を求められる方におススメのフィルムです。

 

【光学スペック】

◆可視光線透過率:83%

◆紫外線カット率:100%(UPF50+)

◆赤外線カット率:36.4%(最大値)

◆遮蔽係数:0.91

 

ここでご紹介したオーロラ(ゴースト)フィルムは、

当店(ウエラ名古屋)にてよくお客様よりオーダーいただくものになります。

 

この他にもたくさん種類があり、それぞれに色味やスペックが異なるため、

自分の希望に合ったフィルムを選ばれることをお勧めします。

 

本当に車検OKなの?ETCやアンテナの電波干渉は?

さて、ここまでの部分で、

オーロラ(ゴースト)フィルムの成り立ちや種類について解説してきましたが、

やはり気になるのは「このフィルムを貼っても本当に車検は通るのだろうか?」

ということではないでしょうか?

 

また、「ETCやナビアンテナの電波干渉などは大丈夫なのか?」

と疑問に思われることもあると思います。

 

実際、当店にオーロラフィルムについてお問合せくださる多くのお客様が、

その点に関するご質問・ご確認をなされます。

 

では、実際の所はどうなのでしょうか?

今度はその点をご説明したいと思います。

オーロラ(ゴースト)フィルムを貼っても車検は通る?

まず、オーロラフィルムを貼っても車検に通るのかどうかということですが、

これは結論から先に述べるなら、

オーロラ(ゴースト)フィルムは確かに車検対応のフィルムであり、

多くの車両で施工後も法定の透過率70%以上を確保できると言えます。

 

でもなぜ、様々な色味に発色するのにも関わらず、

車検をクリアすることが出来るのでしょうか?

 

ゴーストフィルムを製造・販売しているブレインテック社の説明によると、

それは、このフィルムは可視光線透過率に影響の少ない、

ごく一部の可視光線(光の波長)に干渉を起こして発色させているため、ということです。

 

光の干渉が起きる状況に置かれて初めて発色し、

そうでなければ、透過率80-90%程度の無着色・無色透明のフィルムなのです。

 

この点に関しては、

ブレインテック社の公式サイトで詳しく説明されていますので、

そちらもご覧ください。

(https://www.braintec.co.jp/ゴーストフィルムはなぜ車検に通る/)

 

とはいえ、オーロラ(ゴースト)フィルムを施工すると、

5%程度は確実に透過率が下がると考えておいた方が無難です。

 

ですから、純正ガラスの可視光線透過率がもともと低い場合は、

そもそもオーロラ(ゴースト)フィルムを施工できないこともあります。

 

また、たとえ同じ車種であったとしても年式やグレードによって、

採用されているフロントガラスが異なる場合もあります。

 

ですから、どのお車であっても施工前にしっかりと測定して、

車検にクリアできる可能性があるかを確認されることをお勧めします。

 

また、オーロラ(ゴースト)フィルムは、

これまでの常識を覆す新しい形のフィルムですので、

未だ広く浸透してはおらず、賛否両論が少なからずあることも事実です。

 

透過率の数値的には全く問題ない場合でも、

自動車整備業者様や民間車検工場、ディーラー様の中には、

独自の社内規定によって受付をしないスタンスを取っていることがあります。

 

それで、オーロラフィルムの施工を検討される際には、

そういった部分の事前確認もお勧めします。

ETCやナビアンテナの電波干渉などは大丈夫なのか?

では、ETCやナビアンテナの電波干渉などは大丈夫なのでしょうか?

 

この点に関しても、フィルム構造の観点から言えば、問題ないアイテムと言えます。

その理由は、ゴーストフィルムには金属膜が使用されていないからです。

 

通常、熱反射型フィルムとして流通しているスパッタフィルムや、

同じく熱反射型のガラスとして人気のあるコートテクトなどは、

金属膜を使用しており、これによって遮熱化を図っています。

 

しかし、金属膜が入っていることによって電波干渉が発生し、

ナビやETCの感度が下がったりするという可能性があります。

 

対照的に、ゴーストフィルムの場合は、

そういった金属膜を採用せずに多層反射によって遮熱効果を生み出しています。

 

ですから構造的には、基本的に電波干渉を起こすことはありません。

 

ただし、フィルムが貼られているわけですから、

絶対に問題が起きることはない、問題が生じる可能性はゼロだとは言えません。

 

あくまでも、自己責任での対応になりますので、その点はご注意・ご了承ください。

 

イメージしていた色味と違う!?その現象が起きる理由・背景。

さて専門店として、

オーロラ(ゴースト)フィルムの施工を検討しておられる方に、

もう一つお知らせしておきたいことがあります。

 

それは、イメージしていたオーロラフィルムの発色・色味と、

実際にフィルム施工された自分の車の発色・色味が違うことがある、

というものです。

 

例えば、当社(ウエラ名古屋)のホームページでは、

「ファインゴースト(FINE  GHOST)」のイメージとして、

下の写真でご紹介しています。

これは、アバルト595のフロントガラスに施工した時のものです。

 

しかし、同じ「ファインゴースト(FINE  GHOST)」を、

今度は30系アルファードに施工すると、施工後は下の写真のようになります。

いかがでしょうか?

「あれ?これって同じゴーストフィルムなの?」と率直に思ってしまうほど、

発色・色味が全然違うのではありませんか。

 

なぜ、このようなことが起きるのでしょうか?

 

それは、もちろん撮影した時の天候や撮影角度、

フロントガラスの大きさなども関係する要素として含まれています。

 

しかし、一番大きな要素となるのは、もともとのフロントガラスの色味です。

 

例えば上の写真の場合、アバルト595のフロントガラスは、

比較的透明度が高く、色味もほとんど入っていないものが採用されていました。

 

ですから、ゴーストフィルムの発色を反映することができたわけです。

 

しかし30系アルファードでは、透明度が低めで、

かつグリーンの色味が強めに入ったフロントガラスが採用されていました。

 

そのために、そのグリーンの色味をゴーストフィルムが拾い、

アバルト595とは違って、あまり青紫系の発色が出ない形になったのです。

 

ですから、オーロラフィルムそれぞれに設定されている発色・色味を、

すべての車で同じように反映できるわけではありません。

 

車種・年式・グレードによって、変化が生まれるのです。

 

それぞれの車に実際に貼ってみた時どのような発色・色味になるのかは、

貼ってみないと分からないというのが正直な所です。

 

ですが、ぜひそれも楽しみの一つとして捉えていただければと思います。

 

気になるオーロラ(ゴースト)フィルムの価格は?

オーロラ(ゴースト)フィルムは、

これまでの透明フィルムやスモークフィルムとは異なる特殊フィルムです。

 

鮮やかな発色を生み出す特殊技術から成るフィルムですので、

やはり金額的には通常のカーフィルムよりも高めになります。

 

車種や施工を希望するパーツによって、

また使用するフィルムの長さによって価格設定されています。

 

専門店の技術差などによっても金額は異なりますので、

単に価格だけに捉われず、様々な要素を検討して安心して任せられる専門店を選びましょう。

 

また、安価なオーロラフィルムが販売されたりしていますが、

安全性や品質の面で粗悪な場合もありますので、その点もぜひ注意いただきたいと思います。

 

まとめ

オーロラ(ゴースト)フィルムは、

お車を華麗にドレスアップ出来る、まったく新しい画期的なフィルムです。

 

他と一味も二味も違った形にカスタマイズしたいなら、

ぜひ検討なさることをお勧めします。

 

とはいえ、基本的に自己責任での対応となりますし、

注意すべき点もあります。

 

それらをよく考慮・検討した上で、

オーロラ(ゴースト)フィルム施工実績のある専門店にお預けください。

 

執筆

執筆者

1972年創業 プロテクションフィルム・カーフィルム専門店

株式会社ウエラ名古屋

カーフィルム名古屋.com(https://wellafilm.com/

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