ブログ

【専門店が教える】フロントガラスを保護する専用プロテクションフィルム。

スーパーカーやプレミアムSUVなどのカーオーナーを中心に、

近年需要が高まっているフロントガラスへのプロテクションフィルム。

 

このコラムでは、そんなフロントガラス専用のプロテクションフィルムについて、

その特長や耐久性、種類や注意点などを、カーフィルムの専門店が徹底解説していきます。

 

フロントガラス専用のプロテクションフィルムとは?

そもそも、「フロントガラス専用プロテクションフィルム」とは、

一体どのようなアイテムなのでしょうか?

 

それは、走行中に飛来する飛び石の衝撃から、

フロントガラスを保護することを目的とした特殊フィルムです。

 

フィルムの素材は、ボディ用のプロテクションフィルムと同じく、

柔軟性と伸縮性に優れたウレタンフィルムで、

飛び石の衝撃を緩和し、ガラスの損傷リスクを回避・軽減します。

 

フロントガラスに施工するフィルムのため、透明度は高く、

施工後も見栄えに違和感を感じることはありません。

 

また、フィルムの成形性も良いため、いくつかのフィルムの中から、

それぞれのお車に適したものを施工することで、

ほぼすべてのお車に施工することができます。

 

なぜ、「フロントガラス保護フィルム」は有用なのか?

しかしなぜ、フロントガラス専用のプロテクションフィルムは、

カーオーナーにとって有用なアイテムと言えるのでしょうか?

 

例えば、高速道路での走行機会が多いオーナー様や、

ご友人とのツーリングを楽しまれるオーナー様、

また、限定車やクラシックカーなどの希少車をお持ちのオーナー様にとって、

飛び石による「フロントガラスの破損・損傷」というのは、

実のところ大きな悩みの種になり得るものです。

 

もし、飛び石によって実際にガラスが損傷し、

交換しなければならないとなると、それに掛かる金額は決して安いものではありません。

 

また、特にクラシックカーなど希少車の場合は、

交換部品がもう製造・流通していない、ということも十分あり得ます。

 

ですから、少しでもそういったリスクを回避・軽減できるアイテムというのは、

オーナーさまにとって大きなメリットのあるものであり、

「フロントガラス保護フィルム」は、まさに打ってつけの商品なのです。

 

フロントガラス専用プロテクションフィルムの特長・メリット。

では、フロントガラス専用のプロテクションフィルムには、

どんな特長やメリットがあるのでしょうか?

01.飛び石によるフロントガラスの損傷・破損を防ぐ。

まず一つ目の特長・メリットは、

やはり飛び石によるガラス損傷・破損のリスクを軽減できるということです。

 

ブランドによってフィルムの厚みは異なりますが、

平均して150μほどの厚みがあるウレタンフィルムによって、

走行中に飛来する飛び石による「キズ」「ひび」「割れ」を防ぎます。

 

もちろん、すべての飛び石傷からフロントガラスを守れるわけではありません。

 

とはいえ、未施工であれば確実にガラスにヒビが入っていたであろうものを、

ヒビのないカケに抑えられるその可能性・確率が、確実に高まります。

02.紫外線を99%以上カットし、ドライバーの肌や内装を保護。

現在、製造・流通しているフィルムブランドのものでは、

基本的にフィルムに紫外線(UV)カット機能が含まれています。

 

これにより、特にドライバーの方の肌を守るとともに、

大切なお車の内装・インテリアが紫外線によって劣化することを防ぎます。

03.フロントガラスへのワイパー傷を防止。

フロントガラスで起きるトラブルの一つに、「ワイパー傷」があります。

 

これは単純に、ワイパーとガラスとの間で、

摩擦が繰り返されることによって起きることもあれば、

フロントガラスに付着していた砂やチリが、ワイパーによって擦られ、

それによりガラスに傷が入ってしまうこともあります。

 

いずれにしても、そのような「ワイパー傷」が出来てしまうと、

見栄えはもちろんのこと、視認性も低下します。

 

そこで、フロントガラス保護フィルムを施工することで、

ガラスに傷が入るのを防ぐことができます。

 

もちろんフィルムにその傷が入ることにはなりますが、

フィルム自体にも「耐ワイパー傷」性能が組み込まれていますし、

フィルムを剥がせばきれいな状態のフロントガラスが帰ってくるため、

この点でも大きなメリットがあるのです。

 

「フロントガラス保護フィルム」の寿命・耐久年数は?

フロントガラス専用のプロテクションフィルムは、

ボディ用のプロテクションフィルムと比べても消耗品としての要素が高く、

1年~2年程度の耐久性となります。

 

ただし、保管状況や使用状況、お手入れの頻度などによっても寿命は変わってきます。

 

特に屋外保管で、晴れの日も雨の日も毎日使用されるお車では、

寿命・耐久性は短いものになると考えておかれた方が無難でしょう。

 

また、フィルムに深い傷が入ったり、実際に飛び石を受けたりした場合は、

その部分の補修は出来ず、基本的に貼替えになりますので、ご注意ください。

 

当店が取り扱っているフロントガラスPPFの種類。

P-shield(Pシールド)

「P-shield」は、パナソニック製の高品質フィルムを使用した国産フィルムです。

高機能プロテクションフィルムとして、撥水性能と耐スクラッチ性能を兼ね備えています。

 

ただし、熱成形が必要になるため、フロントガラスが湾曲の強い形状になっている場合、

このフィルムの施工が難しい場合もあります。

 

高い透明度を誇り、かつ施工後の歪みも少ないため、視認性も問題のないフィルムです。

STEK  Windshield  DYNOflex(ダイノフレックス)

「DYNOflex」は、熱成形が不要なプロテクションフィルムとして登場した、

次世代のフロントガラス保護フィルムです。

 

湾曲の強いフロントガラス形状にも対応するため、

多くの車種でこのフィルムを施工することができます。

 

ただし、「P-shield」に比べて施工後の歪みが強く出る傾向にあります。

 

撥水性能に加えて、自己修復機能(セルフヒーリング)により、

ワイパーなどから受ける摩耗を抑制します。

 

フロントガラス専用プロテクションフィルムの注意点。

◆フロントガラス専用のプロテクションフィルムは、

 飛び石の衝撃からフロントガラスを保護することを主たる目的としており、

 ワイパー傷を防ぐことをメインとしたものではありません。

 

◆フロントガラス保護フィルムは、消耗品としての要素が高い製品であり、

 特に屋外保管の場合では、1年~2年程度の耐久性になります。

 

◆フロントガラス専用プロテクションフィルムは、

 多くの車種で施工後も70%以上の透過率をクリアしますが、

 一部の輸入車では70%を下回る場合もあります。

 

◆撥水剤などは使用できませんのでご注意ください。

 またコンパウンドが含まれたメンテナンス用品の使用はお控えください。

 

まとめ

フロントガラス専用のプロテクションフィルムは、

フロントガラスの価格が高額になる高級輸入車やスーパーカー、

交換部品の生産・流通が終了している可能性の高いクラシックカー、

さらには高速走行の機会が多いスポーツ車などにお乗りのオーナー様にとって、

とても有用なアイテムです。

 

ボディと同じようにフロントガラスにおいても、

プロテクションフィルムで大切な愛車をしっかりと保護しましょう!

 

執筆

執筆者

1972年創業 プロテクションフィルム専門店

株式会社ウエラ名古屋

カーフィルム名古屋.com(https://wellafilm.com/

一覧へ戻る





  • LINE@ 友達追加

各種クレジットカードがご利用いただけます。

分割手数料が無料!キャンペーン実施中 詳しくはこちら

ウエラ名古屋はレーシングドライバー山﨑武司を応援しています!