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【専門店が教える】メッキモールの白濁・腐食を防ぐ、メッキモール専用プロテクションフィルム。

輸入車にお乗りのオーナー様にとって、

「メッキモールの白濁・腐食」は大きな悩みの種かもしれません。

 

「新車の時はピカピカに輝いていたのに、半年も経たずにメッキモールが腐食してきた…。」

「定期的に洗車してかなり気を遣ってきたはずなのに、白濁してしまった…。」

「白濁してきたので業者で一度キレイにしてもらったのに…また腐食した。」

 

このような悩みを持たれるオーナー様は少なくないことでしょう。

何か良い解決策・アイテムはないのでしょうか?

 

それが「メッキモール専用のプロテクションフィルム」です。

 

それでこのコラムでは、以下の点についてご紹介したいと思います。

 

◆なぜ、輸入車のメッキモールは白濁・腐食のトラブルを抱えてしまうのでしょうか?

◆対策の一つとして「コーティング」という方法もありますが、実際はどうなのでしょうか?

◆解決策として「プロテクションフィルム」が有効な手段と言えるのは何故なのでしょうか?

 

今回は、これらの点をプロテクションフィルムの専門店が徹底解説します。

 

メッキモールの白濁・腐食は、欧州車における長年の問題。でもなぜ?

ではまず、なぜ輸入車のメッキモールは、

白濁・腐食のトラブルを抱えてしまうのでしょうか?

 

それは1つ目として、そもそも輸入車と国産車とでは、

採用されているメッキモールの素材が異なっているからです。

 

素材的に強固で腐食にも強いステンレスを採用している国産車に対して、

世界的に見て環境規制の厳しい欧州車では、

多くの場合化学反応処理(アルマイト処理)を施したアルミニウムが使われています。

リサイクル性と加工性に優れたアルミニウムを欧州車は採用しているのです。

 

2つ目に、そのように化学反応処理(アルマイト処理)を施したアルミニウムは、

耐候性があるとはいえ水に弱い性質を持っているからです。

 

基本的に温暖で晴れの日が多く、乾燥した気候のヨーロッパとは異なり、

日本は高温多湿の気候・環境です。

 

ですから、そのような環境下では、

常に水と金属との化学反応によって劣化しやすい状態にさらされており、

結果としてメッキモールの白濁・腐食という悩みを抱えてしまうのです。

 

白濁・腐食対策としての「メッキモールコーティング」は、実際どうなのか?

さて、メッキモールの白濁や腐食を防ぐ対策としては、

メッキモールにコーティングを塗布するという方法があります。

 

多くのコーティング専門店で、施工メニューとしても取り入れられていますが、

その効果・耐久性は実際のところどうなのでしょうか?

 

結論から言うと、なかなか満足の行く結果にはならない、と言えます。

 

確かに、コーティング剤をメッキモールに塗布するなら、

メッキモールの上に薄い被膜ができることになり、

それが水と金属との化学反応を防いでくれることは事実です。

 

それは間違いありません。

 

しかし、現在流通しているコーティング剤ではどうしても定着性や耐候性が弱く、

すぐにコーティング剤が剥離したり劣化してしまったりするのが現状です。

 

掛けただけの費用に対して、満足の行く効果(結果)を得ることができないのです。

 

「メッキモール専用プロテクションフィルム」をおススメする理由。

そこで、プロテクションフィルム・カーコーティングの専門店としておススメするのが、

「メッキモール専用プロテクションフィルム」です。

 

なぜ、これをおススメするのかというと、

その大きな理由は150μ以上の厚みを持つフィルムが、

雨水はもちろん、紫外線や飛び石などの外的要素から、

物理的にメッキモールを保護してくれるからです。

 

加えて、フィルムメーカーが公表している対候性試験では、

メッキモールの白濁・腐食を5年間防いだとの結果が出ています。

 

その上で、基本的に高光沢仕上げの透明フィルムですから、

施工後もメッキモールの質感・輝きを失うことはありません。

 

つまり、プロテクションフィルムであれば、

メッキモールの美観性を物理的に維持できるのです。

 

メッキモールプロテクションフィルム  施工事例

メルセデスベンツ Cクラスセダン

こちらは、Cクラスセダンの窓枠メッキモールに、プロテクションフィルムを施工した事例です。

 

車種別に設計されたプレカットデータによって、

メッキモールの端から端までしっかりとプロテクションフィルムを貼り込むことができます。

 

下の写真にあるように、ここまで近づいて見て初めて、

プロテクションフィルムの存在に気付くレベルの仕上がりになりますので、

エクステリアに違和感を与えることなく、白濁・腐食を防止できます。

メルセデスベンツ GLAクラス

こちらは、GLAクラスのルーフメッキモールに、プロテクションフィルムを施工した事例です。

 

もし、メッキモールが白濁・腐食してしまった場合、

専門店であれば研磨によってリフレッシュすることも出来ますが、

ディーラーでは基本的にメッキモールの交換を勧められる形になります。

 

交換にかかる費用は高額になることも多いですし、

交換しただけだと、結局またすぐに白濁・腐食していきますから、

元も子もありません。

 

だからこそ、良い状態の時にプロテクションフィルムを貼っておくなら、

掛けた費用に対する、十分な結果(効果)を得ることができるのです。

 

メッキモールプロテクションフィルムの気になる価格は?

メッキモールプロテクションフィルムの施工価格ですが、

例えば窓枠メッキモールの場合は、50,000円~というのがおおよその相場になります。

 

車種サイズやメッキモールの形状、採用するフィルムメーカーなどによって、

金額に差異が生じる形になります。

 

また、中にはとても安い価格のプロテクションフィルムもありますが、

耐久性や寿命が短く、対候性や保護効果も満足の行くレベルにはなりません。

 

ですから単に価格だけに捉われず、どんなフィルムを使用し、どれほどの施工実績があるかなど、

そういった点を比較考慮して、安心して任せられる専門店を選ぶのがベストです。

 

まとめ

メッキモールは、お車のエクステリアに華やかさや上品さを添える重要なパーツです。

 

とはいえ、特に輸入車の場合は、メッキモールに採用されている素材ゆえに、

白濁・腐食が起きやすい傾向にあります。

 

それで、メッキモールの状態が良いときに、出来るなら新車時に、

メッキモールにプロテクションフィルムを施工しておきましょう。

 

そうすれば、メッキモールの輝きを長期間にわたって楽しむことができます。

 

執筆

執筆者

1972年創業 プロテクションフィルム・カーコーティング専門店

株式会社ウエラ名古屋

カーフィルム名古屋.com(https://wellafilm.com/

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